■武士道よりもまず人としてどうかと思い始めた侍 第八幕
潜入ミッションも終わった。 お小遣いも貰った。
鍛冶屋の小屋が見えたので、せっかくだから刀の手入れでもしてもらおうかと。
で、
鍛冶屋殺害。
せせせせせせせせ拙者のせいぢゃ無いでござるっっ!!!
だって鍛冶屋のメガネ親父ってば
十八円も要求してくるんだもん!!でござる!
十八円ったら拙者の全財産でござるよ。
ぼったくり過ぎでござる!
納得いかないニダ!でござる!
払うのごねたら蹴り入れてくるし!
「またか!最近はこういう奴が多くて困る!」
それはお前さんの価格設定がオカシイからだと思うでござるよ!
そんなわけで大乱闘。
鍛冶屋のクセにこの親父強いし。
ニューウェポン。
侍としてその武器はどうなんだ。
益々サムライからかけ離れつつ次回に続く。
■そろそろ飽きてきた侍 第九幕
ちょっとした出来事があって、心ならずも鍛冶屋の形見を手にした拙者は
今日も流浪の旅を続けていたのでござる。
ていうか、無職なのでぶらぶらしてました。でござる。
知らない場所に来てみたら、黒生家の連中が集まってた。
はて、何のイベントでござろうか。
近くの小屋に爆薬があったので、思わず投げ込んでみた。
チンピラの1人が痙攣しただけで、他の連中は全く動じない。
すごい集中力でござるな。
ていうかおまいら何してるんですか? ってことで接触を試みるでござる。
何やらこれから『黒生家vs赤玉党の頂上大決戦』が始まろうとしているらしい。
「命が惜しくば立ち去れい!」
と怖い顔の鉄心さんが言うので。
「わかった」
撤収!
赤玉党本部にやってきたでござる。
やぁ吉兆君ひさしぶり。
「ここは貴様などが来るところではない
立ち去れ!」
「わかった、立ち去る」
撤収!
さーて、することが無いぞ。
宿場の連中は早々に夜逃げしてみたいで蛻の殻。
その資金が手に入ったのも拙者のおかげだというのに、
まったく恩知らずな連中でござる。
ぷんすかぷん!
仕方なく黒生家の所へ。
あっさり仲間入り。
昨晩屋敷に押し入った張本人なのに。
待ち伏せスルーした張本人なのに。
「二度とあんな奴に仕事は頼まぬっ!」っていう知床先生も一緒なのに。
寛大すぎるっていうか頭大丈夫ですか鉄心さん。
よほど戦力が欲しいようで。
坪八ムッコロしたの拙者だけどな。
吉兆君率いる赤玉党のみなさんも現れて、いよいよ決勝戦が始まろうとしています!
新入りなのにナンバー2ぽい立ち位置で流石だな拙者。でござる。
大乱闘の予感で次回に続く。
■スーパーインチキ侍大戦だ侍 第拾幕
黒生家vs赤玉党の争いに巻き込まれた拙者の運命やいかに!
鉄心さんやる気マンマンです。
ナンバー2ぽい立ち居地で拙者もしかしてちょっと偉い?
とか思ってたら、
「ご主人!!うぬは鉄道にひそむ敵を叩け!」
と勅命が下ったでござる。
拙者新入りなのに期待されてる!
鉄心さん顔怖いけどいい人でござる!
そんなわけで鉄道マップ方面軍vs赤玉党ザコ部隊。
拙者の部下は井原君と大幡君。 しっかり働くやうに。
「さっさと片付けて高炉の方を助けにいきましょう!」
井原君はチンピラらしからぬマトモな発言(偏見)で拙者ビックリでござる。
よぅし行くぞ!
黒生家軍団アターック!
さぁ、戦いだ!
盛り上がってる連中は置いといて。
だだだだだだだっ・・・
だだだだだだだっ・・・
拙者は高みの見物と決め込むでござる。
はーらくちん。
なんて思ってたら、チンピラのくせに真面目っぽい発言の井原君がやられてしまった!
お、おのれー
よくも拙者の部下を!(いやアンタがサボってるからだけど)
いよいよ拙者の出番でござる!
竹富士ブレード!
とう!
戦いたいのかサボリたいのかどっちやねん!で次回に続く。
■A.C.E.やってたので時間が無いよ侍 第拾壱幕
井原君(チンピラ)の仇を討つべく
とう! と颯爽と出陣する拙者でござる。
もう1人の部下、大幡君が2人相手に押されていてピンチだ。
がむばれ大幡君。
拙者が行くまでの辛抱でござるよ!
間に合いませんでした。
「大幡ーーーーーー!」
血しぶきを撒き散らしながら悶え苦しむ大幡君。
見事な切られっぷりでござるな。
いやいや感心してる場合じゃないでござるよ。
んんんんんー、許さーん!
大幡君の仇だ! ウェェェェェェイ!
ざしゅ。
「あれ?」
大幡君に直撃しちゃいました。
てへ♪しっぱい☆ でござる。
なんて思ってたら反対側から赤玉党ザコが再び彼を!
斬られる度に悶え苦しむ大幡君。
結局2人で彼をいぢめてた訳ですが。
せっかくだから蹴りも☆
いいから早く死なせてやれ。
次回は、揺れないえげれす娘・チェルシーたん他1名と対決だ。
■赤玉党っても共産主義者集団じゃないですよ侍 第拾弐幕
大幡君の壮絶な死を乗り越えて
赤玉党ザコ2名を軽く成敗した拙者の前に
赤玉党の大幹部が立ちはだかる!
えげれすっ娘チェルシーたんと、
見た目がエキセントリックな刈部君だ。
誰であろうと邪魔する奴は倒す!
2人同時に戦うんだけど、うまく誘導して1人ずつ相手をするのが賢いサムライというものでござる。
こいつらあんまり武士道とか守らなそうだし。(お前もな)
ちょっとアブナイ感じの刈部君。
まぁ、なんというか
やかましい男でござる。
うるさいだまれ。
そんな元気な彼も
上半身を壁に突っ込んだままお亡くなりになりました。
死に様もエキセントリックでござる。
お次は女将軍チェルシーたん。
チャイナ着てても容赦せんでござるよ!
パンチラゲトズサーーー!
チェルシーたんのおぱんつは黒だ。
ていうかベタ塗り。
ていうか手抜き。
ていうかタシケテ。
ええいっ!
おぱんつテクスチャも無い小娘がっ!
例によって飛び蹴りウェェェェイ!! とトドメ。
チェルシーたんも壁にめり込んでシボン。
赤玉党幹部の掟なのか!?
吉兆君も壁にめり込むのか!?そうなのか!?
その答えを求め高炉へ急ぐ拙者なのであった。
おぱんつ侍ですかお前はってことで次回に続く。
■実は斬るより蹴るほうが好な侍 第拾参幕
高炉の方もなかなかの盛り上がってるようでござる。
大幡君に良く似たチンピラが居るけど、あれは原田君だ。 間違えんなよ?
どうでもいいけどな。
颯爽と拙者凱旋!
以前、「二度とあんな奴に仕事は頼まぬっ!」とお怒りだった知床先生ですが。
「ご主人、吉兆殿は高炉の上だ! 急げ!!」
これは知床先生の信頼を得たというよりは、めんどくさい仕事を押し付けられたと考えるべきか?
とりあえずザコは知床先生に任せ、拙者は高炉の上を目指すでござる。
おっとその前に。
餞別だ! 受け取れ!
どーん。
高炉に登りました。
黒生家当主・鉄心殿 vs 赤玉党党首・吉兆君
今まさに戦いの火蓋が切られようとしているでござる!
うはw燃えるwwww
リーダー同士の激突ですよ!
トランスフォーマーでいう所の、「コンボイ司令官vsメガトロン様」って感じですよ!
ロディマスに邪魔されちゃうわけですな!
ていうか拙者のポジションはむしろロディマスか!
って、分らない人には全然分らないでござるな。
いや失敬失敬、拙者少し興奮気味だったでござる。
・・・あれ?
吉兆:「どうした、なぜ抜かない!?」
鉄心:「貴様なぞ、わし自らが斬るまでもない。
ご主人、この男に引導を渡してやれい」
(゚Д゚) ・・・・・
Σ(゚Д゚) ハッ!!
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
リーダー対決じゃないんですか!?
ここにきて拙者に振るんですか!
も、も、もしかして鉄心殿、昨晩の待ち伏せスルーを根に持ってるでござるか!?
そうなんですか? か?
吉兆君も吉兆君で
「ご主人、貴様とはいつか決着をつけねばと思っていた」
お前さんもソノ気になってんじゃねーよ!
そんなのまっぴらごめんでござる!
拙者はリーダー対決を見に来ただけでござる!
拙者もっと楽したいのでござる!
知床先生もこうなる事を知ってて拙者を行かせたのでござるな!
ヒドイやみんな!
ぅわぁぁぁあぁぁあぁぁぁあぁん 。・゚・(ノД`)・゚・。
いやむしろアンタは戦いたいんじゃないか?と思わせつつ次回に続く。
■こんなに続くとは予想外でしたよ侍 第拾四幕
余計な事してるからだ。
リーダー対決を観戦し、あわよくば疲弊した2人抹殺!(それは悪)と企んでいた拙者でござったが、
唐突に吉兆君の相手に指名されてビックリドッキリ☆でござる。
拙者は先ほど幹部2名を倒してきたばかりだってのに!
どうして拙者ばかり戦わせようとするんですか!
もう嫌でござる!
うわぁぁあああぁぁぁああぁぁん
ぁぁあああぁぁぁああぁぁん
ああぁぁぁああぁぁん
ぁぁああぁぁん
いや落ちても全然大丈夫なんだけどな。
って上の2人も落ちてきた! ギャー。
鉄心殿も吉兆君も
拙者を追いかける暇があったら
ちゃんとリーダー対決して欲しいでござる!
知床先生も加わって。
吉兆、知床、鉄心のジェットストリームアタックになってるし!
ていうか後ろの2人普通に歩いてるし!
鉄心殿は勝手な事言ってるし!
こらこら吉兆君てば戦うべき相手はうしろ!うしろー!
観戦しに来たハズが逆に観戦されるハメになってしまったでござる!
嫌でござる嫌でござる!
嫌でござる嫌でござる!
嫌でござる嫌でござる!
嫌でござる嫌でござる!
嫌だっつってんだろこのハゲ!
実はやる気マンマンでしたか。で、まだ続くのかね。
■所詮争いから逃れられぬ運命なのさ侍 第拾伍幕
単に戦うのめんどいだけですが。
吉兆君があまりにもしつこいので仕方なく迎え撃つ拙者なのでありました。
ていうか鉄心殿も知床先生も、
そこで呑気に観戦してんじゃねぇよ!
超ムカツク!でござる!
なんだかんだで負け知らず。
しつこい吉兆君には、罰としてローキックトドメの刑でござる。
赤玉党幹部は壁にめり込んで死す掟。
党首の吉兆君もけったいな死に様でござる。
戦いは終わった。
礼は形のある物でお願いしたいでござる。
なんか鉄心殿が語ってたけど、拙者にはどうでもいい事でござる。
いいから早く報酬をよこしなさい。
なんか鉄心殿は話をうやむやにして報酬支払う気無さそうです。
「我が屋敷に参られよ」じゃねぇよボケ!
1人だけ楽しやがって!
鉄心殿爆破の瞬間を
知床様がみてる 〜爆〜
爆破見られたところで何のお咎めもないけどな。 今回は手抜きで続く。
■ザ・ラストサムライ 第拾六幕
鉄心殿がデカイ口叩くクセに結局サボりやがったので
赤玉党の猛者達と3連戦という過酷スケジュールを強いられたでござる。
拙者てば超強い!
ていうか、
普通に歩いてても突然膝が落ちる程へろへろな状態でござるよ。
俺の身体はボロボロだ!でござる。
こんなに弱ってるのに、通行人は拙者など気に留めてくれないようで。
世間の風は冷たいでござる。
他人などアテにならんという事か。
たしか、そこの畑に大根が埋まってた筈。
早速いただくとするでござる。
もちつけ侍。
うっかり橋から落ちてしまったでござる。
失敗失敗、HAHAHA
しかし、どんなにへろへろ状態でも、転落くらいじゃ何とも無いでござる。
そんなの侍の常識!みたいな。
へいき!へっちゃら!でござる。
!
!!!
ぶべらっ!
ahhhhhhhhhhhhhh!!!
侍リプレイ - 完 -
まぁ所詮そんなもんだよな。